【GQ KOREA】デビューできない小事務所の新人アイドルたち
今回はパクヒア氏がGQ Koreaという韓国のWebマガジンに寄稿している記事を翻訳したいと思います。
「もう何回延期しただろうか…。でも方法がないのです。」去年、上半期から本格的にデビューしようと準備していた小規模事務所の関係者Aさんは苦しい胸の内を吐露した。本格的なデビューを前に、コンテンツ制作を企画したり、絶頂期の投資者たちと投資の計画の話が行われていた中、コロナ19の流行で、その支援の話も白紙になってしまった。海外公演を主に計画していたため、グループの活動計画にとても大きな変動ができてしまい、投資者たちも否定的な見方をしたためだ。
今年、新人グループをデビューさせた事務所の中で、まだ状況がいいのはPlay M、STARSHIPエンターテインメントの2つであるが、業界の中でも認知度と企画能力(プロデュース力)がすでに、ある程度認められている事務所である。Play Mの新人ガールズグループWeekly、STARSHIPエンターテインメントのCRAVITYなどは全て、Kakao Mのような大きなプラットフォームのある会社のサポートを受けている会社である。この中でも全くコロナ19の影響を受けずに計画を進めている事務所はたったひとつ、BigHitエンターテインメントだけである。BigHitエンターテインメントの場合、新人グループの立ち上げに関連したMnetでリアリティー番組[I-LAND]を放送中だ。この番組ではRAIN(ピ)を始めとする、外部のプロデューサーたちとBigHitエンターテインメントの内部のプロデューサーたちが登場し、練習生たちを評価するのである。この番組のメインテーマ曲はIUが歌っている。
4年ほど、韓国アイドル業界を引っ張り影響を与えてきたMnet[Produce]シリーズが終わり、その当時にProduceシリーズに出演しない選択をしてデビューした新人グループの大部分は予想よりも結果が良くなかったようである。特にボーイズグループの場合、[Produce]シリーズを通して誕生したWanna OneとX1の間にデビューしたTheBoyz、Golden Child、ONF、VERIVERYなどのグループのファン規模の増加により上昇と下降を繰り返し、安定した立ち位置を簡単には確立できなかったようだ。そして、現在のコロナ19の流行で、それほど規模が大きくない事務所でデビューしたこれらのグループが、活動の道を突き進むこと自体が困難になったのである。
ある事務所の関係者Bさんによると、「海外公演は不可能であり、国内でアルバムをリリースするだけでは利益は少ない」現在、「何もしないままではいられないから」と泣く泣く尽力する人々の方が多い。彼らより状況が良くない小規模事務所の立場は言葉にできないほどであろう。デジタルシングルを通してメンバーを1人ずつ公開しようとしていた、ある事務所は絶え間ないSNSとYouTubeコンテンツの更新が無ければ音源の宣伝方法自体がない状況となり、悩み中である。「私たちは小規模事務所だから既存のボーイズグループとは異なったマーケティング方法を計画していたが、今デビューするということ自体が無理があるようで心配だ」この事務所の関係者たちは苦悩している。
もちろん、十分な資本が投入できなければ防弾少年団(BTS)の後輩グループであTOMMROW × TOGETHERのようなコンセプトからメンバー構成までしっかりと分かり易いコンテンツを世に出すのは難しいだろう。しかし、KPOPの速い速度での成長を後押しする原動力の1つが多様なコンテンツにあるという点を考慮すると、現在のように大手以外の事務所にとって生き残るのが困難であるという状況が長期的に続いたらKPOP産業の原動力を弱体化してしまうのではないか、という心配をせずにはいられない。コロナ19によってKPOP産業に存在していた極端な格差社会の現状が本格的に露出し始めたといえる。奇跡が起こる可能性があるとしても期待はできない状況である。なによりも、毎回新しいことに出会えるという期待があったKPOPファンが興味を失う瞬間が来るとしたら、それがまさにこのKPOP産業の人気が本格的に落ちていく瞬間となりうる。今すぐ起こることではないとしても、ありうる未来である。
以上、今回の翻訳でした。
プデュ以外のサバイバル番組が成功した例はないと言えますよね。
まぁ私はプデュ以外のサバイバル番組の方が好きだったりするんですが(笑)
プデュ2~プデュX間でデビューしてうまくいってないと挙げられていたグループ、全部Road to Kingdamに出演してたグループ(笑)
でも、その出演でベリベリもTOOもゴルチャも??売り上げが伸びたらしいし、メリットがあったみたいで良かったですね。途中まで見たけど、なんかつまんなくて見るの辞めちゃったんですよね~~私的にはゴルチャとオネノプに報われてほしいです…。
I-LANDもBigHitのサバイバル番組ということで、もっと人気があるかと思いましたが、視聴率も伸び悩んでいるようで…。デビューしたら人気が出るんでしょうかね?私は全員が黒髪で同系統の顔なので、みんな同じ顔に見える現象が起きました…。というか、それ以前にピがプロデューサーとして出演していることで見る気失いましたね(笑)頼みの綱であったジコは兵役に行っちゃうし…。
兵役前最後にジコが出したアルバムの曲にビッヒのMVに使われているサウンドが使われていて、I-LANDにも出演して、最近ではジコの会社を傘下にするかもって話題も出ていて、なんか全て繋がっていそうで怖いですね。ジコがビッヒの傘下に入る必要はないと思うし(ジコ1人で十分稼いでいけるはず)、ジコの音楽性とビッヒの求めるものがマッチするのかも謎い…TwitterでビッヒがPledisやSource Musicなどを買収しているのは、BTS以外に頼りどころがないから?(BTSになにかあったら事務所自体おわるから?)というツイートを見て、なるほどってなりました。確かに、兵役いったら収益だいぶ減りそう??とか思ったり…。
にしても、BTSひとつだけでそこまで登り詰めたビッヒすげーなと。
KPOP産業がこのコロナ禍で、ヨントンやオンラインライブなどをやっていますが、基本的に生で会えることに重きを置いている私的には、魅力的じゃないし、ヨントンに関しては、認知されていたり回数重ねられる人じゃないと楽しくないんじゃないかな~って思っちゃいますね。ペンサよりもさらに。
結局まぁオタクするにはどんな時代でも経済力ですね(笑)
日本にマイナードルが出稼ぎに来れない状況なのが1番つまらない…。
最近DKBのオヌルドヨジョニにハマって(もともと知ってたけどミアネ~オンマ~が無理すぎた笑)、DKB日本来そうだったからすごい残念だな~~って感じです。
1TEAMとかも来そうだったし…。今度はサバイバル番組別の記事を書けたらいいなと思います!あと、おすすめ曲とか!
それではまた会いましょう~~그럼 또 만나용~~💛
【BTS-Dynamite】~パクヒア氏 IDOL-LIC翻訳~
こんにちは、このブログは私がいつも参考にしている韓国の大衆音楽/文化専門記者・評論家であるパクヒア氏のツイートや記事を翻訳していくブログです。
ヒア氏は、著書もあり「IDOL MAKER」「IDOL‘s STUDIO」「우리의 무대는 계속 될거야(私たちの舞台はこれからも続いていく)」の計3冊を著作していて、私も「IDOL MAKER」「IDOL‘s STUDIO」は読みました。「IDOL‘s STUDIO」は日本語版もあったのでぜひ読んでみてください。
今回は、ヒア氏が定期的に更新している、IDOL-LICの翻訳をしたいと思います。BTSがDynamiteをリリースしたタイミングで評論をされていたので、そちらを翻訳したいと思います。
8월 마지막주의 #아이돌릭 아티스트는 #방탄소년단 입니다. 디스코 팝이라는 장르를 통해 방탄소년단만의 방식으로 위로의 메시지를 전합니다. #Dynamite #다이너마이트 와 함께 셀렉한 50곡의 리스트도 즐겨보시길! #네이버 #VIBE pic.twitter.com/4GduV1U4ta
— 박희아, Joy Park (@muse_at) 2020年8月28日
エネルギーに溢れた姿でエールを送ってくれるグループ、今週のVIBEが選んだアーティストは新しくシングル【Dynamite】をリリースした、BTS(防弾少年団)です。今回のシングルは、これまでのどの曲よりも特別な意味があると思うのです。防弾少年団がBTSとなってから初めて英語でシングルを発売し、コロナ19の流行下でたくさんの悩みと困難に陥った人々を元気づけようとエネルギーに溢れたトラックを用いているという点から、そう思うのです。
いつも素敵な姿で舞台上でエナジーを発散する防弾少年団のメンバーが余裕のある姿・表情で再び世に戻ってきた【Dynamite】はディスコポップというジャンルを用いて、彼らの新しい魅力を見せてくれています。国内ファンだけではなく、海外ファンにまで彼ら自身の魅力とエールを伝えようという防弾少年団の意志、そして活力が垣間見えます。
ぜひ【Dynamite】をたくさん聞いてみてください。
ーパクヒア/K-POP専門ジャーナリスト
私自身は、もともとINFINITEとEXOのファンであり大学生になってからは、韓国語学習を始めたことや音楽性的にマイナーなアイドルが好きで、今は特別応援しているグループはおらず、Khiphopもよく聞く、韓国音楽全般を楽しむようになりました。
そのため、バンタンの記憶は正直、Spring Dayらへんで止まっているのですが(ぴったんぬんむる~ぽんなれくらいはめっちゃはまっていました笑)、彼らは世界的な人気を獲得するためにも、世界的にな人気を獲得したという面でも、良い意味でも悪い意味でも私にとっては、音楽業界の流行りを大事にしているし、洋楽側になっている気がします。私は2010年にKPOPにはまり、そこからどっぷりKPOPだけを聞いてきたといっても過言ではないため、昔のKPOPに惚れ込んで沼入りしたので、今のバンタンの曲調はそんな好きではないですが、彼らの人気は認めざる得ませんね。
もちろん彼らの努力も知っています。2014年にデビューしたアイドルグループはほとんど解散しましたし、ちょうどEXOが大人気だった時期でもあり、当時無名だったBigHitからデビューした彼らは、「すぐ解散する」とか言われてましたもんね。
今では、新人アイドルたちのロールモデルに…。人生どうなるかわかりませんね。また、現在韓国でバンタンの入隊時期が近づいてきたことで、兵役の入隊延期の条件を新しく見直そうとする動きまでありますもんね…。過去にEXOでもそんな話題がでたことがありましたが、EXO-Lが勝手に署名をしたというような動きだったので、国が動くのとは全然スケールが違いますよね。
EXO-Lだった私にとってEXOにやってのけれなかったことをバンタンが可能にするかと思うと、バンタンって本当にすごいんだなって思います(笑)
とにかく、これからもKPOP史から引き離せない存在であり、注目し続けるべき存在ですね。
そんなビックなグループへの記事を第1回とさせて頂きました。
それでは、次回にまたお会いしましょう👍
또 만나요~~~✋